Blood Concentration
高い血中濃度
静脈投与では、経口摂取よりも高い血中ビタミンC濃度に到達します。
Cancer Treatment
高い血中濃度で期待される作用に着目し、病状と標準治療を確認しながら検討します。
High-dose Vitamin C
ビタミンCは、経口摂取した場合と比べて静脈から点滴した場合に、より高い血中濃度へ到達します。高濃度のビタミンCが体内で示す作用について、基礎研究や臨床研究が続けられています。
当院では、現在受けている標準治療や主治医の方針を尊重し、病状、腎機能、既往歴、服用中のお薬などを確認したうえで、併用を含めて治療の可否と投与量をご相談します。
How It Is Studied
作用機序や臨床的な有用性について、現在も研究が続けられています。
Blood Concentration
静脈投与では、経口摂取よりも高い血中ビタミンC濃度に到達します。
Oxidative Stress
高濃度環境で生じる過酸化水素などを介した、がん細胞への作用が基礎研究で検討されています。
Combination
抗がん剤や放射線治療との併用、QOLや治療に伴う症状への影響について臨床研究が行われています。
人を対象とした研究では、QOLや一部の症状の改善を示した報告がある一方、がん種や治療条件により結果は一定していません。がんに対する有効性は確立しておらず、すべての方に同様の効果が得られるものではありません。
Before Treatment
安全に点滴を行うため、初回治療前に検査と診察を行います。
G6PD欠損症では重篤な溶血を起こすおそれがあるため、初回投与前に検査します。
腎機能障害、透析中、尿路結石の既往やリスクがある方は、治療できない場合があります。
重度の心不全、大量の腹水、強い浮腫などがある場合は、点滴による水分負荷を考慮します。
抗がん剤との相互作用、鉄過剰症、アレルギー歴などを確認し、主治医との連携を検討します。
Treatment Flow
投与量・頻度は病状や治療経過に応じて調整します。
病状、標準治療、服薬、腎機能などを確認します。
初回投与前に溶血リスクを確認します。
原則12.5gから開始し、状態を確認します。
25g、50gなどへ段階的に増量を検討します。
点滴時間は濃度により約1~2時間、治療開始時は週2~3回が目安です。その後は病状、標準治療との兼ね合い、検査結果などを確認しながら個別に調整します。
Treatment Cost
本治療は公的医療保険が適用されない自費診療です。
初診料・再診料、診察や検査にかかる費用は別途必要です。投与量、治療回数、検査の頻度によって総額は異なります。治療開始前に費用と支払時期をご説明します。
Risks & Important Information
治療を受ける前に、必ずご確認ください。
点滴部位の痛み・血管痛、口渇、吐き気、頭痛、倦怠感、低血糖様症状、低カルシウム血症、アレルギー反応などが起こる可能性があります。
G6PD欠損症での溶血、腎障害・腎不全、尿路結石、点滴による体液過剰などが報告されています。リスクが高い場合は治療を行いません。
標準治療に代わることが確立された治療ではありません。併用薬によっては相互作用が懸念されるため、現在の主治医の治療方針を確認します。
投与後は尿糖検査、尿潜血・便潜血などの検査結果に影響することがあります。検査を受ける際は高濃度ビタミンC点滴後であることをお伝えください。
Unapproved Use
がん治療を目的とした高用量のビタミンC静脈投与は、日本国内で承認された効能・効果および用法・用量ではありません。当院では、防腐剤を含まないMylan社製ビタミンC注射薬を、医師の責任のもと個人輸入して使用しています。
国内承認薬を承認範囲内で使用する場合と異なり、医薬品副作用被害救済制度などの公的救済制度の対象とならない場合があります。
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Consultation
初診は予約制です。現在の治療内容がわかる資料、検査結果、画像データ、お薬手帳などを可能な範囲でご用意ください。
TEL 059-326-8000